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2022年9月号(中3)ものもらいの原因と対処を知ろう!

※解説やもっと知ってほしいことなどは、おくすりナビの下に書いてあります。

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解説やもっと知ってほしいことなど

ものもらい(麦粒腫:ばくりゅうしゅ)は2タイプあります

<内麦粒腫>
まぶたの内側寄りにある、脂を出す脂腺(マイボーム腺)に細菌が入り感染したもの。

<外麦粒腫>
まぶたの外側にある、まつ毛の毛根に細菌が入り感染したもの。ものもらいの多くは、このタイプです。

原因となる主な菌は黄色ブドウ球菌など、常に皮ふ表面に存在する細菌です。

 

内麦粒腫と外麦粒腫のどちらも、不衛生な手で目をよくこするなどすることで起こりやすくなります。また体力が落ちた(免疫が低下した)ときにも起こることがあります。

ものもらいと似たものに霰粒腫(さんりゅうしゅ)があります。細菌感染が原因ではなく、マイボーム腺の出口がつまって炎症が起き、肉芽腫という塊ができる病気です。治るまでに2~8週間かかります。

 

人にうつるの?

人にうつることはありません

 

眼帯は必要なの?

眼帯は必要ありません

 

市販の抗菌目薬について

薬局やドラッグストアで市販されている抗菌目薬には、サルファ剤という抗菌成分が配合されています。
サルファ剤は皮ふの表面に存在する細菌に作用して、菌の成長や増殖を抑える効果があります。
市販の抗菌目薬には、1回使い切りタイプとボトルタイプがあります。
購入する場合は、どちらのタイプが自分に合っているか、薬剤師または登録販売者に相談してください。

 

参考:参天製薬HP、ロート製薬HP、MSDマニュアル(プロフェッショナル版)

 

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