2024年4月号(高3)雑菌が増える条件と対策
※解説やもっと知ってほしいことなどは、ドラッグレターの下に書いてあります。
解説やもっと知ってほしいことなど
ペットボトルや水筒の飲料でも“食中毒”は起こる
雑菌は「あたたかい 、 しめっている 、 栄養がある」の3つの条件がそろうと増えます。
ペットボトルや水筒の飲料では、3つの条件がそろいやすいため注意が必要です。
雑菌が増えすぎると、食中毒を起こすことがあります。
「容器に直接、口を付けて飲まなければ大丈夫なのでは?」と思うかもしれませんが、一度でも飲料が空気にふれたら(ペットボトルでは開封したら)、空気中にただよっている雑菌が飲料に入り込んでしまうため、時間がたつと飲料の中で雑菌は増えていきます。
容器に口を付けて飲んだ場合は、唇の表面にいる雑菌や口内の雑菌も入り込んでしまうため、口を付けない場合より雑菌の増え方は激しくなります。
いつまでなら大丈夫?
容器に口を付けて飲んだ場合は1日以内。
容器に口を付けなかった場合でも、冷蔵庫に入れないで保管するなら1~2日以内、冷蔵庫に入れて保管しても2~3日以内に飲みきるか捨てましょう。