2019年5月号(高1)「一度だけ」が命取り・・・
※解説やもっと知ってほしいことなどは、ドラッグレターの下に書いてあります。
解説やもっと知ってほしいことなど
たった一度でも・・・
違法薬物は、たった一度の使用でも脳出血、心不全などで死に至ることがあります。また、いったん薬物依存症になると、治療には長い期間が必要となります。将来が閉ざされ、一生を台無しにしてしまいます。
また「医薬品であっても正しく使用しないことは“乱用”であり、違法薬物に手を出してしまう第一歩になりうる」ということも理解しておきましょう。
ゲートウェー・ドラッグ
薬物乱用の“入り口”になる薬物のことで、大麻や危険ドラッグ、シンナーなどが該当します。タバコやお酒をゲートウェー・ドラッグに含めることもあります。これらに安易に手を出すことで、より作用や依存性の強い覚せい剤やLSDなどの使用につながりやすいと言われています。
近年、大麻の検挙件数が増えています。安易に手を出す人が増えたからでしょう。絶対に手を出してはいけません!
違法薬物に手を出してしまう要因
- 本人の要因
強い興味、快楽を求める、気持ちを切り替えたい、現実逃避、誘いを断れない など - 家庭の要因
孤独、愛情不足 など - 社会の要因
入手のしやすさ(インターネット、SNSなど)、価格低下 など
違法薬物に手を出してしまう要因を把握することも、薬物乱用防止に向けた対策の一つです。
大事なことは・・・
「違法薬物に近づかない」
「違法薬物から逃げる」
あやしいヤクブツ連絡ネット(一般社団法人 偽造医薬品等情報センター;厚生労働省)