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2019年12月号(高1)「医薬品には相互作用があるんだよ!」

※解説やもっと知ってほしいことなどは、ドラッグレターの下に書いてあります。

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解説やもっと知ってほしいことなど

医薬品を飲むときの“飲み物”は?

医薬品を飲むときは白湯(ぬるま湯)がよいでしょう。

相互作用の組み合わせ

(1)医薬品と医薬品、(2)医薬品と飲み物、(3)医薬品と食べ物 の3パターンがあります。

 

(1)医薬品と医薬品
たくさんの組み合わせがあります。

(2)医薬品と飲み物(例)
・一部の抗菌薬など ←→ 牛乳
(カルシウムと医薬品がくっついて腸から吸収されなくなり、医薬品の効果が弱まる)

・一部の咳止め薬など ←→ コーヒー、お茶
(咳止めにはカフェインと似た性質のものがあるため、カフェイン過剰状態のようになる)

・一部の高血圧の薬など ←→ グレープフルーツジュース
(医薬品の分解が遅くなり、医薬品の効果が強くなる)

・一部の血液を固まりにくくする薬 ←→ 青汁
(ビタミンKが医薬品を働きにくくするため、医薬品の効果が弱まる)

・様々な医薬品 ←→ お酒
(医薬品の分解が遅くなり、医薬品の効果が強くなる)

(3)医薬品と食べ物(例)
・一部の血液を固まりにくくする薬 ←→ 納豆、大量の緑黄色野菜
(ビタミンKが医薬品を働きにくくするため、医薬品の効果が弱まる)

・一部の抗菌薬など ←→ チーズ、小魚、ヨーグルト
(カルシウムと医薬品がくっついて腸から吸収されなくなり、医薬品の効果が弱まる)

 

医師や薬剤師から受ける説明、お薬の説明書に書かれている注意書きを必ず守りましょう!

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