2021年6月号(中2)医薬品の効き方は血液に溶けている医薬品の量で決まる!
※解説やもっと知ってほしいことなどは、おくすりナビの下に書いてあります。
解説やもっと知ってほしいことなど
口から飲んだ医薬品が“効く”まで
(1)医薬品を飲む
(2)胃で溶ける
(3)腸で吸収される
(4)血液に乗って全身へ運ばれる (医薬品の効き目は、このときの「血液に溶けている医薬品の量」で決まります)
(5)目的の場所で医薬品が“効く”
「血液に溶けている医薬品の量」
医薬品の飲む量が多かったり少なかったり、また飲む間隔が短かったり長かったりすると、「血液に溶けている医薬品の量」が変わります。
・飲む量が多い、飲む間隔が短い
→ 「血液に溶けている医薬品の量」が多くなり、効果が強く現れて危険です。副作用も現れやすくなり危険です。
・飲む量が少ない、飲む間隔が長い
→「血液に溶けている医薬品の量」が少なくなり、効果が得られず、病気が治りにくくなります。
適切な量となるように、医薬品の飲む量や飲む間隔を守りましょう!