2023年1月号(中2)医薬品の正しい保管方法
※解説やもっと知ってほしいことなどは、おくすりナビの下に書いてあります。
解説やもっと知ってほしいことなど
医薬品の説明書や包装も一緒に保管しましょう
「以前に使ったことがある薬だからから大丈夫だよ」と言って、医薬品の説明書や包装を捨ててしまう人がいますが、絶対にダメです!
医薬品を使い切る、または捨てるまでは、説明書や包装は必ず医薬品と一緒に保管しておきましょう。
説明書や包装には、重要な情報が書かれています。
・効能・効果(主作用)
・用法用量(1日◎回、1回△錠 など)
・してはいけないこと
・相談すること(副作用)
・相互作用(他の医薬品や飲食物との飲み合わせ)
・保管および取り扱い上の注意
・成分
・使用期限
など
例えば不都合な症状が現れた時・・・。
・その症状が副作用なのか副作用でないのか?
・副作用であれば薬剤師などに相談しなければならないのか?
・それとも直ぐに病院に行かなければならないのか?
これらは説明書の『 相談すること(副作用) 』に詳しく書かれていますが、保管していなかったら対処に困ってしまいます。
副作用だった場合、誤った対処をすると不都合な症状がもっとひどくなったり、死に至ることだってあるのです。
困った時はインターネットで調べればよいと思う人がいるかもしれませんが、インターネットには誤った情報もあるため、安易にインターネットで調べるのは止めましょう。
このような場合は、薬剤師などの専門家に問い合わせてください。