2022年7月★臨時号(中1~3)熱中症
※解説やもっと知ってほしいことなどは、おくすりナビの下に書いてあります。
解説やもっと知ってほしいことなど
熱中症の“予防”
・涼しい服装で過ごしましょう
・水分、塩分もこまめに補給しましょう
・日陰を上手に利用しましょう
・無理をせず徐々に身体を暑さに慣らしましょう
・帽子、日傘などを利用しましょう
・体調の悪いときは特に注意しましょう
・部屋の温度にも注意を払いましょう
・冷房の使い過ぎに気を付けましょう
こんな症状が現れたら直ちに対処を
・顔のほてり
・体温が高い
・汗の異常
・めまい
・体のだるさ
・筋肉痛
・筋肉のけいれん
・まっすぐ歩けない
・吐き気、嘔吐
・水分補給ができない
・呼びかけに反応しない(意識がない)
熱中症の“対処”
<意識がある場合>
1. 涼しい場所で体を冷やしましょう
2. 水分・塩分を補給しましょう(経口補水液が望ましいですが、無ければスポーツドリンクでもよい)
3. 保健室へ行きましょう
4. 症状が改善しない場合は、医療機関へ行きましょう
(1~3の順番は状況によって変わります)
<意識がない場合>
1. まず救急車を呼びましょう
2. できるだけ涼しい場所に移動させましょう
経口補水液やスポーツドリンクの簡単な作り方
塩と砂糖を水に溶かすだけで、経口補水液やスポーツドリンクを簡単に作ることができます。
<経口補水液(簡易版)>
水1 Lに、食塩3 g(小さじ1/2)、砂糖40 g(大さじ4+小さじ1)を溶かせば完成です!
<スポーツドリンク(簡易版)>
水1 Lに、食塩1 g(小さじ1/6)、砂糖63 g(大さじ7)を溶かせば完成です!
(激しい運動を行わない場合は、砂糖の量を45~54 g(大さじ5~大さじ6)に減らしてもよいでしょう)
(レモン果汁を加えると飲みやすい味になります)
※ 大さじ、小さじでの計量
・塩:大さじ1で18 g、小さじ1で6 g
・砂糖:大さじ1で9 g、小さじ1で3 g
参考
環境省「熱中症 環境保健マニュアル2022」
日本救急医学会「熱中症 診療ガイドライン 2015」
大塚製薬HP、大塚製薬工場HP